ブログをご覧の皆さまこんにちは。
今回はチャペルスタッフより、お送りいたします。
お二人の大切な結婚指輪、丸くて切れ目のない、永遠の愛の証です。
今回はその指輪をのせる、リングピローについてのお話しです。
リングピローというのは、古代エジプトの結婚式の際、宝石を飾りつけた枕の様なものに乗せて飾ったのが始まりと言われております。
その後、ヨーロッパでは宝石をクッションの上に乗せて献上する風習となり、現在は結婚式で、指輪をクッションの上に乗せて運ぶという風になったそうです。
ちなみに、ヨーロッパではその昔、リボンや縄で一つに結ぶ行為は「約束」を意味して、結婚を象徴していました。
そのため、リングピローに付けられた長いリボンには、新郎新婦の愛の誓いの意味が込められているのです。
また、結婚式で使用したリングピローを生まれてきた赤ちゃんのファーストピローにすると、健康に育つとも言われています。
ご新郎ご新婦さまの大切な方が手作りされたピロー、大切なぬいぐるみにリボンを結びピローとしてお使いになる方…様々いらっしゃいます。
ここWest53rdでお貸出ししているピローは、花嫁様のドレスで使われる布を使用し、愛を結ぶリボンを付けたものです。
ここに沢山の方の愛の証を乗せてきました。
そしてこれからも、ご新郎様ご新婦様の誓いを見守ってゆくのでしょう…。